2024年公演情報 Concert Information

演劇

ミュージカル

オペラシアターこんにゃく座公演
オペラ『さよなら、ドン・キホーテ!』

4月28日(日)開演14:00(開場13:30)

笑いあり涙ありのド迫力オペラ!
さまざまな困難があろうとも
勇気と希望と夢、それから愛を胸に
自分らしく生きようとする人々の物語

オペラ『さよなら、ドン・キホーテ!』は2021年9月、こんにゃく座創立50周年記念公演〈第2弾〉として初演しました。その後、全国各地での上演を重ね、こんにゃく座の地元川崎市多摩区では今回初お目見えとなります。
台本・演出:鄭義信、作曲:萩京子は、これまでに常識をくつがえすあらたなオペラをいくつも生み出し、幅広い年齢層の観客を魅了してきました。現代の様々な問題を笑いと涙で描いた本作品にどうぞご期待ください!

  • 台本・演出
    鄭義信
  • 作曲
    萩京子
  • 出演
    岡原真弓、富山直人、髙野うるお、島田大翼、沖まどか、壹岐隆邦、武田茂、飯野薫、大坪夕美(ピアノ)
  • 会場
    川崎市多摩市民館 大ホール
  • チケット料金
    (税込)
    全席指定
    一般:3,500円
    U25割:2,000円

    ※未就学児の入場不可。
    ※U25割=25歳以下または学生(会場にて要身分証明書提示)

公演の見どころ聴きどころ

1幕 55分
休憩15分
2幕 60分
合計2時間10分

~ものがたり~
1940年フランスのいなか町。古い厩舎で馬を飼って暮らす、トーマスとベルの父娘。ベルは学校へ行かず、いつも厩で本を読んで過ごしている。大好きなのは「ドン・キホーテ」。いつか世界を旅する騎士になることを夢みている。ある夜、家族とはぐれ逃れてきたユダヤ人のサラを厩の隅でみつける。ベルはサラに、僕が君を守ってあげると約束するが、戦争の影はこの町にも忍び寄ってきて…。
馬丁のルイ、ベルの担任のオードリー、そして厩舎で飼われる“馬”のロシナンテとサンチョ。それぞれの境遇を生き抜く人々と馬の物語。

~台本・演出 鄭義信のことば~
ドイツ人が強制収容所にいれたのは、実はユダヤ人だけじゃなくて、同性愛者だったり、社会主義者だったり、あとは体に障害のある人も。マイノリティが切り捨てられる時代が二度と訪れることのないよう、警鐘を鳴らさないといけないんじゃないかなって。差別と戦争は、すごく結びついているんじゃないかと思います。

プロフィール

オペラシアターこんにゃく座
オペラシアターこんにゃく座は「新しい日本オペラの創造と普及」を目的に掲げ1971年に創立されました。
マイクを使わない生の歌声、ピアノを主とした様々な楽器による生演奏によるオペラ作品を多数上演し、こどもから大人まで楽しめる多彩な作品をレパートリーとしています。
現在川崎市多摩区を拠点に日本全国、海外にて年間約200ステージを上演しています。

関連URL

オペラシアターこんにゃく座
HP:https://www.konnyakuza.com/

  • 撮影:前澤秀登