2022年公演情報 Concert Information
2022公演はすべて終了しました。
クラシック
ザ・ギター&フルート ライヴ
5月1日(日)開演14:00(開場13:30)
福田進一、工藤重典のゴールデンコンビとともに
ギター曲と言えばイエペスが広めた映画「禁じられた遊び」のテーマ、タレガの「アルハンブラ宮殿の思い出」。60年代、70年代に一斉を風靡したギター、シニア世代には心に残る思い出とともに若き日の心を躍らせて欲しい。ミドル、ヤング層には新たな音楽の発見と喜びを贈りたい。前半にたっぷりギターの世界に浸っていただき、後半はフルートとのデュオで弦と管の絶妙の響きに浸っていただく流れを組んだ。曲想は前半は主にフランスのエスプリが効いたスペイン風、後半はイタリアとブラジルでラテンの世界に飛んでいただきたい。
インターネット先行販売:2025年1月17日(金)10:00 〜24日(金)23:59
一般発売:2025年1月31日(金)9:00から
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- 出演
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福田進一(ギター)
工藤重典(フルート)
熊谷俊之(ギター)
昭和音楽大学ギター専攻学生(大島祥、森田晴、坂本和奏)
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- 会場
- 昭和音楽大学 ユリホール
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- チケット料金
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全席指定
一般 3,500円
U25席 2,000円
※未就学児の入場不可
※U25席=25歳以下または学生(要会場にて身分証提示)
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- 曲目
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1部 (ギターの世界)
F.ソル(N.コスト編):幻想曲 Op.54bis
M.D.ファリャ:「はかなき人生より」間奏曲とスペイン舞曲
M.D.ファリャ:ドビュッシー讃歌、粉屋の踊り~バレエ音楽「三角帽子」より
F.タレガ:アラビア風奇想曲&アルハンブラ宮殿の思い出
菅野祐悟:幸福の硬貨~映画「マチネの終わりに」より
I.アルベニス:アストゥリアス
2部(ギターとフルート2大ソリストの世界)
M.ジュリアーニ:グランデュエット コンチェルタンテ Op.52
N.パガニーニ:協奏風ソナタ イ長調
E.ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ5番
M.C.テデスコ:ソナチナ作品205
公演の見どころ聴きどころ
ギターは福田進一、フルートは工藤重典、日本を代表するビッグネームの二人が繰り広げる縦横無尽のアンサンブルの世界を後半に。前半は熊谷俊之とのギターデュオ、ギター専攻学生も加わり5重奏。福田進一のソロでたっぷりとギター三昧境。全体を通してささやくような、祈るようなまるで人間が人間に語りかけるような静謐とまた嵐のような咆哮をともに楽しめる。これまでのアルテリッカになかった室内楽の世界をお届けする。
出演者プロフィール
- 福田進一(ふくだ しんいち)
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パリ・エコール・ノルマル音楽院を首席で卒業。1981年パリ国際ギターコンクール優勝。以後35年、ソロ・リサイタル、主要オーケストラと協演、超一流ソリストとの共演など、福田の国際的な活動はとどまることを知らない。既に世界数十カ国の主要都市でリサイタルを行い世界的な評価を獲得している。近年では、2019年3月にモスクワのチャイコフスキーホールで武満徹の協奏曲「虹へ向かって、パルマ」をロシア初演。大成功を収め、唯一無二の国際派日本人ギタリストとしての高い評価を得た。また、教育活動にも力を注ぎ、門下からは鈴木大介、村治佳織、大萩康司、朴葵姫といったギター界の実力派スターたちを輩出している。発表したCDは既に90枚を超え、2017年には自伝的エッセイ「6弦上のアリア」を上梓。11月上映の福山雅治主演映画「マチネの終わりに」ではクラシックギター監修を務める。平成19年度外務大臣表彰。平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。上海音楽学院、大阪音楽大学、広島エリザベト音楽大学客員教授。
福田進一 HP:https://shin-ichi-fukuda.themedia.jp/
- 工藤重典(くどう しげのり)
- 1979年にパリ国立高等音楽院のランパルのクラスを一等賞で卒業。パリ国際フルートコンクール、ラ・ロッシェル現代音楽コンクール、ミュンヘン国際コンクール、ランパル国際フルートコンクールなどに入賞。これまでにイギリス室内管弦楽団、パイヤール室内管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、モスクワ放送交響楽団、バイエルン放送交響楽団、NHK交響楽団等と共演。 また、ランパル、ロストロポーヴッチ、パスキエトリオ、ジェシー・ノーマン、ウィーン弦楽四重奏団などのソリスト達との共演も多い。リサイタルやマスタークラスを40ヶ国、180以上の都市で開催。文化庁芸術作品賞、村松賞、フランス国大統領賞、京都芸術祭特別賞を受賞。水戸室内管弦楽団名誉楽団員。現在、昭和音大客員教授。
- 熊谷俊之(くまがい としゆき)
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昭和音楽大学短期大学部を卒業後、ウィーン国立音楽大学大学院を審査員満場一致の最優秀で修了。これまでにノルウェー、リヒテンシュタイン、スペイン、チュニジア、オーストリア、ボリビア、ペルーなど世界各国のギターフェスティバル等に招待され演奏する。ウィーン楽友協会では「Young musicians」シリーズに選出され、弦楽四重奏を率いてソロリサイタルを行った。2012年にファーストアルバム「ソナタ~ボッケリーニ賛歌~」をリリース(レコード芸術特選盤) 、2015年 「Oirakanari」(クラリネットとのデュオ)をリリース。2019年マイスターミュージックより「トッカータ・ブラジリス」(レコード芸術特選盤)をリリースしメジャーデビュー。福田進一、パブロ・マルケス、ゾーラン・ドゥキッチ、ホプキンソン・スミス、ポ ール・オデッテー等世界的アーティストのマスタークラスを受ける。リュートをルチアーノ・コンティーニ氏、古楽をインゴマー・ライナー氏、クラシックギターを斎藤治道、佐藤洋美、高田元太郎、アルバロ・ピエッリ各氏に師事。
第50回東京国際ギターコンクール第2位、第7回ミゲル・リョベート・ ギターコンクール第3位(スペイン)、第14回アントニー・ギターコンクール第2位(フランス)を始め他多数の国際コンクールに入賞。現在昭和音楽大学講師。
熊谷俊之 HP:http://toshiyukikumagai.com/
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福田進一(ギター)
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工藤重典(フルート)
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熊谷俊之(ギター)