2021年公演情報 Concert Information

2021公演はすべて終了しました。

クラシック

読響・N響 W(ダブル)コンサートマスターズ・コンサート
小森谷巧(Vl)・伊藤亮太郎(Vl) ほか

4月29日(木・祝)開演17:00(開場16:30)

最高峰のデュオ  ―貴方の琴線が激しく共鳴します―

  • 出演
    小森谷巧:ヴァイオリン
    (読売日本交響楽団コンサートマスター・昭和音楽大学教授)
    伊藤亮太郎:ヴァイオリン
    (NHK交響楽団コンサートマスター・昭和音楽大学講師)
    桑田歩:チェロ
    (新日本フィルハーモニー交響楽団客員首席奏者・昭和音楽大学客員教授)
    酒井愛可:ピアノ
    (昭和音楽大学講師)
  • 会場
    昭和音楽大学 ユリホール
  • チケット料金
    全席指定
    一般 4,000円
    U25席 2,000円

    ※未就学児の入場不可
    ※U25席=25歳以下または学生(要会場にて身分証提示)

  • 曲目
    ・ヴィヴァルディ:2台のヴァイオリンのための協奏曲イ短調op.3-8
    ・ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
    ・クライスラー:愛の喜び
    ・ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品
    ・バルトーク:「44のデュオ」より
    ・メンデルスゾーン:ピアノトリオ第1番ニ短調Op.49より第1楽章
    ・サラサーテ:ナヴァラ

公演の見どころ聴きどころ

日本を代表するオーケストラのコンサートマスターが二人そろって演奏するまたとない機会です。ヴァイオリンの2重奏は特にその響き合いがすばらしく、オーケストラを束ねてきたコンサートマスターならではの抜群のアンサンブル能力と表現力が楽しめます。

出演者プロフィール

小森谷巧:ヴァイオリン 
両親に手ほどきを受け、桐朋学園音楽科ディプロマコースを経て、ウィーン国立音大へ留学。 その後英国へ渡る。 徳永二男、ヨゼフ・スーク、イフラ・ニーマンの各氏に師事。 リピツァヴァイオリンコンクール、フムル国際コンクール等で、特別賞、シェリング賞などを受賞。英国を中心に欧州で活躍。 「The STRAD」で好評を得る。 英国王立音楽院の演奏ディプロマを首席で獲得し、帰国。 1987年、東京交響楽団に入団、首席コンサートマスターとして活躍。 1993年よりストリングス アンサンブル「ヴェガ」のディレクター。 1994、96年には東京交響楽団ヨーロッパ公演のソリストとして、ウィーン、ミュンヘン、リスボン、バレンシアの各地で好評を博す。 1991年第1回出光音楽賞受賞、これまでに5枚のソロアルバムをはじめ数多くのCDをリリース。 1999年より読売日本交響楽団のコンサートマスター、現在にいたる。 ソリストとしては、東京を中心に定期的にリサイタルを行い、常に高い評価を得、読売日響、東京響、ロイヤルチェンバーオーケストラ、仙台フィルなどとも協演をしている。 室内楽奏者として、各地のさまざまな音楽祭で活躍しているほか、2006年から、ルートヴィッヒ弦楽四重奏団、2008から、ザ・グランド・トリオを結成し活動している。またこれまでに、ギュンター・ピヒラー、ネルソン・フレーレ、ジャン・ワン、などとも共演している。 近年は指揮者としても古典派の作品を中心に演奏活動をしている。 2007年には、クラシカ・ハヤマのスパークリングオペラ 「ラ・ボエーム」を指揮し、好評を博した。 現在、サイトウ・キネンオーケストラ、読売日本交響楽団コンサートマスター、 昭和音楽大学教授。


伊藤 亮太郎:ヴァイオリン
桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース修了。
第58回日本音楽コンクール第一位。併せて鷲見賞、レウカディア賞受賞。その後第1回ストラディヴァリウスコンクール第一位。他にも多数の受賞歴を誇る。
1995年ロンドンに留学。ロンドン、アムステルダムにてリサイタルを行う。
帰国後、ストリングクァルテットARCOを結成。その後20年以上にわたり活動を継続している。2018年には久しぶりのアルバム「死と乙女」リリースした。
2005年より2015年3月まで札幌交響楽団コンサートマスター。
2015年NHK交響楽団コンサートマスターに就任。
ソリストとしてはNHK交響楽団、札幌交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、東京交響楽団と共演。近年はヤマハホールにおける弦楽アンサンブルを主宰するなど精力的な活動を続けている。
これまでにヴァイオリンを故江藤俊哉、堀正文、澤和樹、ベラ・カトーナ、ジョルジュ・パウクの各氏に、室内楽を故アイザック・スターン、東京クヮルテット、山崎伸子、原田幸一郎、高関健の各氏に師事。昭和音楽大学講師。


桑田歩:チェロ
東京音楽大学を経てウィーン市立音楽院に留学。イタリアのキジアーナ音楽院に於いて最優秀ディプロマ賞を受賞。1991年帰国後、群馬交響楽団および新星日本交響楽団(現 東京フィル)の首席奏者を歴任し定期演奏会等にてソリストとしても度々出演する。1999年にNHK交響楽団に入団し2020年に退団するまで次席奏者と首席代行奏者を務めた。ソロ小品集CD『ヴォカリーズ』『メロディー』『ポーランドの歌』をリリースし、いずれも高い評価を受けている。ラ・クァルティーナ、イクス・アンサンブルのメンバー。筑波ジュニアオーケストラ音楽監督。 昭和音楽大学客員教授。 新日本フィルハーモニー交響楽団客員首席奏者。


酒井愛可:ピアノ
国立音楽大学卒業。同年オランダ・ユトレヒト音楽院入学。在学中コンセルトへボウをはじめ、オランダ各地でリサイタルを開く 。オランダ国家演奏家資格を得てブリュッセル王立音楽院修士課程に入学。同音楽院を首席で修了。帰国後リサイタルを開く。日本歌曲振興会での初演演奏や二期会オペレッタ研究会及びオペレッタ座の公演など、声楽の共演ピアニストとして数多くのコンサートに出演。デジレ・ランカトーレ氏との演奏はイタリア国内に放送された。また天満敦子氏とは国内各地で共演を重ねている。昭和音楽大学非常勤講師。

関連URL

読売日本交響楽団HP:https://yomikyo.or.jp/
NHK交響楽団HP:https://www.nhkso.or.jp/

  • 小森谷巧イメージ小森谷巧
  • 伊藤亮太郎イメージ伊藤亮太郎
  • 桑田歩イメージ桑田歩
  • 酒井愛可イメージ酒井愛可