2024年公演情報 Concert Information

クラシック

ピアニスト シリーズ
The Piano Men
~4人がピアノで語る、ほとばしる音楽の息吹~

4月29日(月・祝)
①開演11:00(開場10:30)
②開演13:00(開場12:30)
③開演14:30(開場14:00)

えっ?こんなに欲張った演奏会ってありですか? それぞれの個性が光る、ピアノの響宴をお楽しみに!

弾き手によって同じピアノがこんなにも違うの?アルテリッカしんゆり・芸術祭だからこそ、聴きに来てくださる方々に楽しんでいただこうと、欲張って、魅力的なピアニストを呼んでしまいました!それぞれのピアニストがその魅力を発揮したプログラムで、より一層ピアノを身近な楽器として親しんで、その違いを楽しんでもらう新企画がスタートしました。

  • 出演
    ①11:00開演 岩船謙惺、シン・ヨンホ
    ②13:00開演 エマニュエル・リモルディ
    ③14:30開演 後藤正孝
  • 会場
    昭和音楽大学 ユリホール
  • チケット料金
    (税込)
    全席自由
    一般:①1,000円 ②2,000円 ③2,000円
    3回通し券:4,000円
    U25割:3,000円(3回通し券)

    ※未就学児の入場不可
    ※U25割=25歳以下または学生(会場にて要身分証明書提示)

  • 曲目
    ①岩船謙惺
    チャイコフスキー(プレトニョフ編曲):組曲「くるみ割り人形」より
    行進曲、金平糖の精の踊り、タランテラ、ロシアの踊り、中国の踊り
    クライスラー(ラフマニノフ編曲):「愛の悲しみ」「愛の喜び」
    ショパン:バラード第1番 ト短調 Op.23、他

    ①シン・ヨンホ
    ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」

    ②エマニュエル・リモルディ
    J.S.バッハ:パルティータ 第1番(変ロ長調)BWV825
    ヴェルディ(リスト編曲):歌劇「アイーダ」より“神前の踊りと終幕の二重唱” S.436 / R.269
    ラフマニノフ:楽興の時 Op.16

    ③後藤正孝
    モーツァルト:きらきら星変奏曲 K.265
    リスト:孤独の中の神の祝福
    リスト:巡礼の年第2年「イタリア」

出演者プロフィール

岩船謙惺(ピアノ) Kensei Iwafune, Piano
2009年生まれ。6歳より本格的にピアノを始める。2019年第35回JPTAピアノオーディション 3-4年生部門全国優秀賞, 2021年第37回かながわ音楽コンクール高学年の部最優秀賞, 2022年Carles & Sofia International Piano Competition B-Category 金賞, 2023 年第47回ピティナ・ピアノコンペティションF級全国大会銀賞。昭和音楽大学附属ピアノアートアカデミー在籍。ピアノを江口文子、杉本安子の両氏に師事。
シン・ヨンホ(ピアノ) Shin Young-Ho, Piano
5歳からピアノを始め14歳で錦湖(クムホ)アートホールでデビューした。15歳でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を京畿フィルハーモニーオーケストラと、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を芸園学校オーケストラと協演。また他にも演奏活動を多数行い、韓国リストコンクール入賞者コンサート、三益文化財団奨学生英才コンサートにも出演した。梨花・京郷音楽コンクール、韓国リストピアノコンクール、GCCF青少年音楽コンクール、芸園音楽コンクール、新韓音楽賞)で入賞を果たした。芸園学校卒業までに全学年を通して奨学生に選ばれた。現在はソウル芸術高等学校に在学し、イ・デウン音楽奨学会奨学生及び現代自動車鄭夢九財団奨学生にも選出されており、ソウル芸術高等学校のピアノ科の試験において最優秀の成績を修めている。
エマニュエル・リモルディ(ピアノ) Emanuel Rimoldi, Piano
『誰も聴いたことがない音楽。』 ーエリソ・ヴィルサラーゼ
ルーマニア人の母とイタリア人の父の間にミラノに生まれる。ミラノ・ヴェルディ音楽院でピアノ科と作曲科を卒業後、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院ではエリソ・ヴィルサラーゼ氏の下5年間研鑽を積む。トップ・オブ・ザ・ワールド国際コンクール(ノルウェー)に出場した際には、ショパンコンクール、ルービンシュタインコンクール、エリザベート王妃コンクール等の覇者を抑え見事優勝を果たす。その後、マンハッタン国際音楽コンクール(アメリカ)でグランプリ受賞及び、審査委員長を務めたイーヴォ・ポゴレリチ氏よりポゴレリチ賞の授与をきっかけに国際舞台に姿を現す。
これまでに、カーネギーホール(ニューヨーク)、ウィグモアホール(ロンドン)、ルクセンブルク・フィルハーモニック、ガスタイクホール(ミュンヘン)、サル・コルトー(パリ)、ゲヴァントハウス(ライプツィヒ)、ハノーファー・北ドイツ放送フィルハーモニック、ローマ・オペラ座、ヴェルディ音楽院大ホール(ミラノ)、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ国際音楽会館等で演奏すると共に、国際ベートーヴェン・ホール音楽祭(メキシコ)、マイアミ・ピアノ音楽祭、キャッストン音楽祭(アメリカ)、ドゥシニキ国際ショパン・ピアノ音楽祭(ポーランド)など数々の主要音楽祭に出演し、熱狂的な支持を得る。各地の新聞等でも絶賛された。2021年より日本在住。2023年4月より名古屋音楽大学客演准教授就任。
後藤正孝(ピアノ) Masataka Goto, Piano
1985年愛知県安城市出身。2011年第9回フランツ・リスト国際ピアノコンクールでは審査員満場一致で第1位に輝き、併せて聴衆賞受賞し一躍注目を集めた。
2011年4月、コンセルトヘボウにおいてオランダ放送フィルハーモニー管弦楽団と共演。
その後も国内外での数多くの演奏会で、ソロリサイタルや室内楽、オーケストラとの共演など、コンサートツアーを行う。
これまでに、2000年第7回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール(ドイツ)B部門第2位、2003年第19回エピナル国際ピアノコンクール(フランス)第4位入賞、2004年ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ受賞、2005年エンニオ・ポリーノ国際ピアノコンクール(イタリア)第1位、2010年第8回東京音楽コンクール第2位。
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ポーランド国立クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、名古屋フィルハーモニー交響楽団、山形交響楽団など、国内外のオーケストラと共演。リサイタルも数多く行い、イタリア、フランス、イギリス、オランダ、ロシア、ポーランド、アメリカなどに招かれて多くの演奏会に出演している。
2006年川崎市アゼリア輝賞受賞、2010年愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞、2011年安城市市民栄誉賞受賞、川崎市音楽特別賞受賞。 昭和音楽大学卒業、同大学院修了。江口文子氏に師事。昭和音楽大学専任講師。
  • 岩船謙惺
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